カラーシミュレーション

2023/10/23

外壁や屋根を塗装するときには、どんな色を選ぶかで、仕上がりも満足度も、耐久性も変わります。
そのため、打ち合せのときに大切にしたいのが「カラーシミュレーション」です!
今回はそのポイントをご紹介します。

サンプルと全く同じ色にはならない

多くの場合、外壁や屋根の色を決めるとき、最初に「カラーサンプル帳」を使います。塗装の色自体は600色以上のパターンがあるので、好みの色が見つかるはずです。

ただ、「膨大な数から選んだけれど、実際に出来上がった外壁はイメージと違った」ということは珍しくありません。具体的には、「想像以上に明るい色に仕上がってしまった」「イメージしていたより地味で暗い印象になってしまった」「周囲から浮いていて、落ち着かない」といった結果になってしまうことがあるようです。

原因のひとつは、外壁や屋根の面積は見本帳の何百倍も大きく、実際に塗ると色によって見え方・感じ方が変わるためです。

カラーシミュレーションや施工例を活用しよう

よりイメージに近い仕上がりにするために役立つのが、パソコンやiPadなどを使ってお家にさまざまな色を当てはめてみるカラーシミュレーションです。屋根と外壁の色を組み合わせる他、ツートーンカラーにしたり、ラインを入れたりした仕上がりを見られるソフトもあります。イメージが固まりやすくなりますし、色選びを楽しめるのもメリットだと思います。

知っておきたいのは、天気によってどう変わるかまではわからないことです。

そこで、施工業者が実際に塗装をした施工写真を見せてもらったり、近くに現場があれば見に行ってみることもおすすめします。晴れの日と曇りの日、昼間と夕方とではどう違って見えるかもわかります。迷っている場合にはいろんな時間帯に見に行ってみるのも良い方法だと思います。

色選びで知っておきたいことは3つ

1.色の見え方は変わる

「実際に塗装をすると薄く見えるから少し濃い色を選んだ方がよい」といった記載が時々ありますが、一概には言えません。色の明るさ・暗さ、彩度や光沢の有無などあらゆることで見え方は変わります。家の周囲に自然の緑が多いか、住宅地かでも色の印象は変わります。いろいろな現場を経験している業者とよく相談してください。

2.数年後の変化を考える

塗り替えをするのは約10年に1度なので、その間にどんな変化が起きるかも知っておきましょう。経年劣化は避けられないため、どんな色であっても変化が起きます。特に変化が大きいのは原色に近い色で、色褪せやくすみがでることは少なくありません。また、濃い色と薄い色とでは、薄い色の外壁の方が汚れや藻などは目立ちやすいでしょう。

3.周囲との調和も大事

「好きな色で塗り替えをしたけれど、周囲とのバランスが悪く、後悔している」というケースは時々聞きます。家を単体で見れば納得の仕上がりであっても、周囲の自然の緑の美しさが感じられなくなってしまったり、近隣の住宅から浮いて見えてしまったりすると、何年もの間、心地よく住むのは難しくなってしまうでしょう。例えば自然の緑が多い場所なら、自然の緑よりも抑えた色味を選んだ方が景観を保てます。希望の色が決まったら、周辺環境と相性も考えみてください。

ぼんやりイメージすることからスタート

色選びが近づいてきたら、ぼんやりとでいいので、イメージを持っておきましょう。「シック」「おしゃれ」「あたたかなイメージ」「高級感」などキーワードで十分。それを施工業者に伝えましょう。理想のカラーを見つける近道になるはずです。

日本ペイントをはじめ、塗料メーカーのHP上でもカラーシミュレーションはできます。

気になる方は試してみてはいかがでしょうか?